ケーススタディ

サウサンプトンソレント大学

Published on: 月 28 3月 2022

Our Client
ソレント大学(旧称サウサンプトンソレント大学)は、イギリスのサウサンプトンにある公立大学で、約11,000名の生徒がい
ます。メインキャンパスは街の中心地とサウサンプトンの海運拠点からほど近いイーストパークテラスにあります。

The Problem
ソレント大学のスペシャリストファシリティーチームリーダーで技術インストラクターのJon Wills氏はデンシトロンと協議を重
ね、スタジオの監視、分析、また必要に応じて、ライブ配信、ドキュメンタリー、ウェブ放送、ミュージックフェスティバル、スポ
ーツイベントなどの同時進行も頻繁にある多忙なスタジオ運営の側面を修正していかねばならず、そのソリューションとし
てデンシトロンのインテリジェントディスプレイシステム(IDS)を採用することに決めました。
Wills氏は「スタジオのコントロールルーム内のノイズレベルが気になり、リモートでノイズモニタリングとノイズレベルを記録
し、調査の段階でその履歴を利用できるようにできないか検討し始めました。」と話しています。
「さまざまなノイズモニタリング製品を見つけましたが、どれも高額で、モニタリングする場所に限定されるものばかりでし
た。つまりすべてのモニタリングと記録はスタンドアロン型で、ロケーション中心のものしかありませんでした。私たちが求め
ていたのは、各スタジオにマイクを置き、ネットワーク化できるものであり、それを実現できるのはデンシトロンのIDSだけで
した。しかも完全にリモートでノイズモニタリングができる機能に大きな魅力を感じました。」

Our Solution
リモートノイズモニタリングの問題が解決し、デンシトロンとソレント大学はすぐに、ネットワーク化されたスタジオ全体の時
計に対して、正確な時間を同期するなど、IDSの非常に役立つ機能を追加していきました。
Wills氏は「最初にIDSについて問い合わせたときは、ノイズモニタリングのためのみでしたが、過去にシステム化しようとし
て実現できなかった多機能ソリューションであることにすぐに気がつきました。」と付け加えました。
IDSのような拡張性の高い統合型システムにより、ソレント大学では、さまざまなスタジオからまったく同じ情報をリモートで
取得してチェックし、それを正確に確認できるようになりました。IDSの優れた点の1つは拡張可能なシステムアーキテクチ
ャであり、新しい機器と既存の機器を簡単に統合できることです。つまり、ソレント大学のような組織では、 IDSシステムを
使用することにより、将来、継続的に追加機器の選択や、彼らが実現したい機能を実装して行くことが可能になります。ま
た周辺のノイズやシグナル内のノイズに関わらず、ノイズのモニタリングはプロフェッショナルな放送またはレコーディング
スタジオの重要なコンポーネントです。
しかながら、ノイズモニタリング技術は、スタジオごとにノイズモニタリングユニットまたはシステムを購入する必要があるた
め、規模が大きく、柔軟性に欠ける、高額なものになる可能性があります。ソレント大学を例にとると、学生は合計8つのラ
ジオスタジオ、12のレコーディングスタジオ、3つのテレビスタジオで高度かつ専門的なトレーニングが受けられますが、こう
したスタジオでは、不要なノイズを事前に設定されたレベル値内に保つために監視する必要があります。

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